図書館について考えたら自分のことまで見えてきた?!

落合恵子さんが葛飾公民館にやってきたぁ〜!

去る10月1日 西船橋の葛飾公民館で落合恵子さんをお招きし『「わくわく図書館って?」〜もっと本が好きになる〜』が開催されました。きっかけは船橋市内の図書館3館が指定業者制になる、ということでした。あたりまえのように私達の生活域の中にあり、当然のように利用してきたその場所が一般業者の手によって運営されるということにどこか当惑し不安を覚えたのです。でもただ不安に思いながら流れにまかせていくだけでは、不安を払拭することにはならない。ということで、まずは指定業者制ということも含み図書館というものについてみんなで考えてみたら…それが今回のフォーラムのきっかけでした。

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当日はたくさんの方達が公民館に足をはこんでくれました。落合恵子さんはやはりとても素敵な方でした。講演のなかで落合恵子さんご自身の人生についてお話されました。なかでも落合さんの何事にも妥協せず戦う姿勢の原点はお母様からの影響だと話されたお母様との関係性については参加された方の多くが関心を持ち、親として子どもにどう向き合うべきか、自分はどうか、と自分の親子関係を省みる良いきっかけとなった、というこえが多く聞かれました。また先頭に立って時代と戦い時代を作ってきた落合さん。出る杭は打たれる、といったことがよくいわれるように決して平坦ではない道を自ら選んできたからこその言葉の数々はとても深く心に刺さるものがありました。私達は社会の問題にどうせいっても無駄だと何もしないうちから諦めてしまいがちです。でもそこを諦めず声を出し続けることがいかに大事か、一人一人が社会と向き合い考えていくことがいかに必要かを改めて感じたという声も多く聞かれました。今回のフォーラムはまさにそうした私達の小さな疑問をそのままにせずみんなで考えていく小さな一歩になったと思います。

パネラーディスカッション

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講演の後は落合恵子さんをゲストに4人のパネラーが「わくわくする図書館」について考えていること、希望すること、そして今の現状について語りました。情報ステーションの岡さんは図書館で本を借りようにも時間帯が合わずなかなか本を借りることができなかったので、ご自分で文庫を作ってしまった経験を語りました。岡さんが実際に体験してきた民間による図書館を運営することの苦労や喜びには、指定業者制に移行することへの意義や地域への可能性を見極めていくうえで大切なエッセンスがたくさん詰まっているように思いました。子供劇場の大塚さんは子供のころ図書館で開かれていた読み聞かせの会がとても楽しみで、わくわくした、と話しました。子どものころに本に触れ合うきっかけとなった図書館という場所。それはやはり特別な場所に違いありません。親子で気軽に出かけて気持ち良く過ごせる場所。たくさんの夢や希望を本を通して感じることができる場所。それは図書館には欠かせないとても大切なことです。また船橋市地域文庫連絡会の東郷さんの、図書館という場所は地域文化を保存し支えていく意味でも大変重要な役割を担っているので、それが損なわれないような図書館運営が必要だ、と指摘されました。西図書館の蔵書には歴史的にも大変重要な資料がたくさん保存されているそうです。それはまさに私たち地域にとっての知的財産。それらがどう扱われていくのか…見守っていかなくてはならないと思います。パネラー4人目の子安さんはすでに指定業者制の図書館で司書として仕事をしています。ご自身がなぜ司書になろうと思ったのか、なってみてから知った様々な現実について話しました。

質問と意見交換

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指定業者制になっても変わらずにあってほしいサービス。それは移動図書館。年配者にとって、月に何度か来てくれる移動図書館はとても大事なもの。無くさないでほしい。本の選択に偏りはないのか…司書が頻繁に変わってしまうと地域性が十分に考慮されず血の通わない図書館運営になってしまうのでは…参加者からも様々な意見や疑問がだされました。

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関心を持ち見守り続けていくこと

民間に委託されて何がどう変わるのか、それは今回のフォーラムでははっきりとわかりませんでした。それは実際、現実にはっきりとわかっていないからなのだと思います。だからこそ、今回こうして利用者である私たちがともに図書館について考えてみたことはとても意義があったと思います。図書館がよりわくわくできる場所になるようにこれから引き続き関心を持ち続けることだと思います。臆せず意見をいうこと、思いを声にだすこと…も心のどこかに留めて。

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今回の内容はまとめて後日、市役所に質問書として届けました。引き続き図書館について見守りつづけていきたいと思っています。みなさんからもご意見を是非お聞かせください。また、今回情報ステーションの提案でFAABOというクラウドファンディングに参加しました。たくさんの方々がこのフォーラムの開催にあたり協力してくれました。こころから御礼を申し上げます。ありがとうございました。内容に関してはFAABOのHPをご覧ください。

これからも私達NPOまち・アート夢虫は文化芸術を軸に心豊かなまちづくりを目指した事業を提案していきますのでよろしくおねがいいたします。

 

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後援 船橋市教育委員会

協力 (特)法人情報ステーション・(特)船橋子ども劇場・船橋市地域文庫連絡会・おはなしの会「はらっぱ」・(特)子ども劇場千葉県センター・船橋市本町通商店街振興組合・西船橋商店会・船橋フェイス商店会

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